ようやく紅葉がきれいになってきましたが、すでに、寒いです・・・。
17日の土曜日、四天王寺さんでのM-PAD2012 無事に終了しました。
早くからご予約してきてくださったみなさん、お足元の悪い中お越しいただき、どうもありがとうございます。
今年は昼・夜の二回公演で、お料理も二回分。
去年の反省点を踏まえて、あまり無理なことはせず(30人分のコーヒーを一気におとすとか・・・)、あたたかいものをあたたかい状態で、且つスムーズにお出しできるよう、メニューを考えました。

前菜
トマトとナスのマリネ
ホウレンソウときのこのフリッタータ
野菜チップス
メイン
ポテ(シュークルートに似た、フランスの煮込み料理です)
プチフランス
ほうじ茶ミルクと焼き菓子
しっかり準備したつもりでしたが、やっぱり直前でバタついてしまい、お手伝いしてくださったみなさんにご迷惑をお掛けしてしまいました。
今回は前菜はあたためなくてもおいしいものをと三種盛りにしてみました。
メイン料理のポテは、私が数年前に行ったフランスで食べてとてもおいしかった煮込み料理。シュークルートに近いですが、ザワークラウトが入っていない分クセもなく、とてもやさしい味。豚ばら肉以外はすべてお野菜なので食べやすいかなと思います。
食後は、寒い時期なので、あたたかいほうじ茶ミルクと小さい焼き菓子二個セットを、リーディングを見ながら召し上がっていただきました。
去年はこの時期、実はまだ厨房ができていませんでした。
家の狭いキッチンで試作と仕込みをして、同時に店づくりも進行していた頃。
それに比べたらとてもいい環境になったので、仕込みに関しては問題なくスムーズに進められましたが、提供となると、やはりいつもと違う状況になれず、焦ってしまい、去年の反省点はあまり改善できませんでした。
でも今回も、nuitのまっきーが一日一緒に手伝ってくれて、四天王寺のみなさん、県文のみなさん、あけぼの座のみなさん、劇団の方にまでご協力いただき、なんとか昼・夜無事に終えることができました。
本当にありがとうございました。
本題のリーディングは、夜の公演を見せていただきました。
「山月記」初めて知るお話でしたが、とても迫力があり、同時にせつなく、とてもすばらしい作品でした。
ぐいぐいと作品の世界に引きずり込まれていきました。
いつもいそいそとお菓子を買いに来てくれる主演の小菅さんは、舞台では全く違う表情に。当たり前なのかもしれないけど、その迫力に圧倒されます。
お料理と演劇の新しい楽しみ方として、去年からはじまったM-PAD。
まだ二年目ですが、これがたとえば10年後、津のまちの秋の定番になっていったらステキだと思いました。
こんな楽しいイベントに、四天王寺さんの隣ということで参加させてもらっていることをありがたく感じています。
お声がかかる限り、参加させていただきたいなと思います。
あけぼの座のみなさん、第七劇場のみなさん、おつかれさまでした!
それでは。
ひー
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